今の時代は、インターネットの発展に伴い、デイトレードのハード・ソフト面での環境が整っています。とはいえ、株式投資初心者が安易にデイトレードで勝てるほど甘い世界ではありません。まずは、株式投資のイロハをじっくりと勉強するのが大切です。
中長期投資にも、預貯金の代わり程度に株式投資したいという方向けの投資方法と、ある程度の財産を築きたいという方向けの投資方法があります。前者の場合、電力株やガス株など値動きの少なく高配当な株がおすすめで、後者の場合は割安株、成長株、話題株などがおすすめです。
ネット証券の多くは口座開設料・口座管理料が不要な場合がほとんどなので、株式投資初心者は、とりあえず口座を作ってみて使えるツールの使いやすさや、証券会社の通信環境や安定性、注文の早さなど、自分の満足するを見つけるのが良いと思います。窓口メインの証券会社は、やはり直接対応してみることをお勧めします。
これなら勝てる究極の低位株投資―FAI投資法実践編
本書は、機関投資家からも高く評価されている、優れた売買法であるFAIを紹介した『究極の低位株投資術 FAI投資法』の姉妹書で、FAI投資法の実践編にあたる本である。著者は、この投資法を中心に投資家へのアドバイスを行っている投資顧問会社「林投資研究所」の経営者で、林輝太郎は著者の実父。 FAIの投資法は、下げきった低位株から2倍に値上がりする銘柄を発掘して投資し、確実にものにするという投資法である。低位株に限定し、ダメなものがよくなる過程を狙うという投資法である。つまりそれは、条件に合った銘柄を多く選定して分散投資するやり方であり、売買する銘柄を固定せずに入れ替えていく売買法である。その特徴は、30項目のルールに基づき、投資のやり方が確立しており、銘柄を選定するルールが明確であり、難しいといわれている利食いの目安が決まっている点にある。具体的には、「4〜5年下げ、3段下げ完了の銘柄を買う」「安値にきての5連続陽線は買いの準備」「日本証券決済が大株主10位以内に出てきたら買い」「人員整理および資産売却は買い」「発行株数の5%以上の出来高を見せたら、4日目に利食い」といった具合である。 本書は、一般投資家向けに投資銘柄(低位株)の選別の基準と売買ルールを明確に示すとともに、FAI投資法のノウハウである利食いやカラ売り、そして実践力を身につけるためのポイントと注意をわかりやすく紹介している。一般投資家はもちろん、プロにとっても参考になる、貴重な1冊である。(増渕正明)
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誰にでもあうわけではない |
月足グラフ・毎日の終値のグラフを描くこと、場帖・玉帖をつけること。日経会社情報等を参考にデータスリップを作ること。
FAIが求める上記の実践は、言うは易く、行うは難しの典型だろう。多少金はかかるが、実践にとりかかりやすくするのための手立てをFAIは提供してくれてはいる。
玉帖をつけることの第一の目的は資金管理だが、それも含めて、実際に株を分割して売買しながら上記のことを実行していると、その目的は投資家の意識を株価の変動・うねりにすなおに集中させることだというのが段々と分かってくる。お恥ずかしい話だが、2年ほどかかって、ようやくそれがわかってきた段階だ。
自覚的に行った株売買の経験の量が、結局、株の上手下手の分かれ目でしょう。失敗したにせよ成功したいにせよ、なぜそこで買ったのか売ったのか自分なりに説明できる手がかりが残らなければ、いつまでたっても株式投資は下手の横好きで終わるのではないだろうか。説明可能な自覚的売買がだれにでもできるよう、そのやり方を親切に教えてくれるのがFAI式投資だと思う。
とりあえず、読んでみることをおすすめするが、誰にでもあう売買法ではありません。
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売買法として見事 |
大底圏を脱出したいまの日本市場にピッタリの売買法である。下げ続けていたバブル以降から2000年まではまったく買い出動せず、底を確認してからの買い出動となったのには、売買法として見事というしかない。実際、私も「日本はもうダメ。売り売り!」と騒がれていたのを横目に去年今年と成果が上がっている。
本書は、続編だが、実際の売買に対しての注意点が具体的に載っていてわかりやすい。
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安値づかみの教科書Part2 |
安値づかみの教科書として知られる「究極の低位株投資術FAI投資法」の続編です。FAI投資法とは林輝太郎さんの本を読んでいる方はご存知とはおもいますが、月足のグラフを参考にして、下げきった低位株に投資する方法です。方法論については、前著の方が詳しく解説されていますが、本書の方がより実践的な内容です。
長期的な株式投資を行う人や現在のやり方で行き詰まっている人には、かなり役に立つと思います。


